活動報告
2007年04月30日 18:09
(#011) Apr 22, 2007 西荻窪TURNING「西荻Sec-x」—ずぶねりでまぐわえ!—
今回は初の全曲カバー。
基本的にライブはオリジナル曲を生演奏で披露する場だと思っているので、ふだんカバーはあまりやらない。でもたまにはそれもいいじゃんということで、どうせなら半端にカバーを盛り込むより全曲カバーにした。それから、条件その1:盛り上がらなさそうなスローばかりやる、条件その2:エフェクターを使わない、という困難にあえて立ち向かいました。なんでと言われても、そうしたかったからとしか説明できない。付き合ってくれたメンバー各位、ありがとう。
それでは曲ごとにカンタンなコメントを。
(※スタジオ音源を「MP3倉庫」のページにアップしています。)
1.こうもりが飛ぶ頃(はちみつぱい/ムーンライダーズ)
敬愛する鈴木慶一氏が最初期(高校生の時!)に作った激渋曲。私の知る限りスタジオ録音はリリースされてなさそう。もともとはちみつぱいのレパートリーだが今回カバーしたのはどちらかというと86年のムーンライダーズのライブバージョン。1曲目はこれ以外にないと決めていた。
2.土手の向こうに(はちみつぱい)
たぶんこの世にこれ以上の名曲はない。いつもやってるオリジナルの「抱きしめたい」はこれの盗作です。どうしても一度、憧れの元曲をやりたかった。まあ、いつもライブ来てくれてる人は違う曲と気付かなかったかもね(笑)。これでこのあと「抱きしめたい」をやったら今までとはまた違う味が出せるんじゃない?なんてのが楽しみ。
3.からす(小坂忠)
モロ細野、というかジェイムステイラーな気怠い佳曲だが、自然にやると何故かポップで元気な演奏になってしまうので、盛り上げないように淡々と演奏することに注力した。今回リードボーカルをとったチェルシーくんの「普通にしゃべる時と変わらないヤル気ゼロ発声法」はこの曲にぴったりでかなりいい味出してた。「ありがとう」もいつか機会があればやりたいなあ。
4.火の玉ボーイ(鈴木慶一とムーンライダース)
かなり難しそうな印象に反し、意外なほどすぐかたちになった。思いっきりクールな前半とリキみまくりの後半のコントラストはオリジナル以上にくっきり出せたし、本来鍵盤やホーンが重要な位置を占めるこの曲をギター2本の4人編成でやっちゃう無茶さにおいても割とうまくいったかな。ジャズやブルースが薄まってかなりロックぽくなったけどむしろ狙い通り。
5.フリーターソング(ラフィータフィー)
この曲だけ70年代から突如2000年代にスキップ。清志郎の、単純なコードだけで印象深い曲を作るジョンレノン的な才能をあらためて感じる1曲。ずぶねりの母コミーによる謎のプリティ唱法とハーモニカ導入で、元曲とはずいぶん違う雰囲気出せた。今回のセットの中でもいいアクセントになったと思う。
6.大寒町(はちみつぱい/ムーンライダーズ)
最初にこの曲を録音したのはあがた森魚かな?はちみつぱい/ムーンライダーズ名義ではライブ音源しかリリースされてないと思う。鈴木慶一の実弟、博文作の名曲。昔、PSRでアコースティックのセットで演奏したことがある。今回の選曲ではもっともラクに自然体で演奏できた曲。
7.煙草路地(はちみつぱい)
もともとは「スカンピン」をやりたくてずっと練習してたんだけど、うまくいかなくて前日になって差し替えた。サビの「さあ煙草に〜」という一節は「スカンピン」にも転用されているし、まあ代替曲としてはぴったりだったかなと。これまたスタジオ録音の公式リリースは知らない。
8.塀の上で(はちみつぱい)
「スカンピン」とならんでもっとも難易度が高かった。最初スタジオで合わせた時は、なんじゃこりゃ?という悲惨な状態だったけど、結果的には今回一番の成果じゃないかな。この重たくスローな3拍子をなんとかモノに出来たってのは。
9.砂の女(鈴木茂)
今回のリストでは唯一のアップテンポ。ギターを持つと必ず弾いてしまうウォーミングアップ用(?)の曲。ごく一部ではおれの曲だと思われていた(笑)。PSRでもリズムボックスを使ったりして何度かやったことがあるが、バンド形態ではやったことなくてずっとやりたかった。サルサっぽさは残したいけど完全にラテンになっちゃうのはイヤだしバシバシのロックになっちゃうのもイヤだ、ということでだいぶリズム面で苦労したけど、トモキック先生よく叩いてくれました。チェルシーは「サルサのリフ弾いてくれ」って言ったら「サザエさんのリフ」と聞き間違えて怪訝そうな顔しながら「わかりました」と言っていた。
(イ)










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